コードレスのミニリューター購入を決意する、HR-STかHR-DXか

「HR-ST」と「HR-DX」

なんとなく金属磨きや穴あけに使えるちょっとしたものが欲しくなりコスパの良いリューターをネットで長い時間かけて探し選んだ結果、二つの商品に絞り込まれた。「HR-ST」と「HR-DX」だ。
二つの商品を見比べてみる。

HR-ST


専用USB充電ケーブル・先端ビット(電着ダイヤ2本・研削砥石2本)
電源:3.6V 600mAリチウムイオン充電池
充電方式:専用ケーブルによるUSB端子充電(入力5V・2Aまで)
回転数:約4000・9000・14000 min-1の3段切換え
充電時間:約2時間
定格使用時間:15分(連続使用不可)

HR-DX


電源:3.6V 600mAリチウムイオン充電池
充電方式:専用ケーブルによるUSB端子充電(入力5V・2Aまで)
回転数:約5000・9000・14000 min-1の3段段切換
充電時間:約2時間で満充電 満充電で90分使用可
定格使用時間:15分 (連続使用不可)
付属品:専用USB充電ケーブル、先端ビット:精密ドリル3種/軸付砥石5種/電着ダイヤ6種/バフ3種/ナイロンブラシ2種/ワイヤーブラシ2種/ペーパードラムアーバー1個/替えドラム8個(粒度120)/予備コレットチャック1個

「HR-ST」と「HR-DX」を比べる

AmazonのページでHR-STとHR-DXの商品情報を見比べてみると違う個所は低速時の回転数付属品ビットの数のみ。
HR-STは低速時の回転数が約4000なのに対しHR-DXの低速時の回転数が約5000で、HR-DXはさらに分かりやすく三段階の回転数インジケータ―が付いている。
続いてHR-STの付属先端パーツは4点に対しHR-DXは31点。付属先端パーツが少ない分HR-STのほうが約1300円ほど安くなっている。

あるていど特定の使い道が決まっているのならHR-STを買って、足りないビットを揃えればよいし、各ビットの機能が分からなかったりいろいろな箇所で活用させたいのであれば始めから各ビットが揃っているHR-DXを買えばよいと思う。
定格使用時間が15分なため2つ揃えて15分経ったら交換して続けて使うもよし。

感想

始めからちょっとした指輪磨きと木材などの穴あけに使いたかったのでHR-STを購入することにした。
リューターを使い慣れている人からはパワー不足というレビューもあるようだが、自分はリューターというものを今まで使ったことがなかったためどれほどのパワーがあるか不安ではあったが、いざ届いて使ってみるとちょっとしたものに使うのにはじゅうぶんなパワーがあったので満足できる買い物だった。
USBで充電してコードレスで使えるのもポイントが高い。自分が購入したHR-STはなぜかシールが貼ってなかったが使用するにあたっては全く問題がないのでよい。
HR-STはHR-DXと違い回転数インジケータ―が付いていないが、使い始めてすぐに振動や音の違いで低速、中速、高速と分かるので不便は感じない。

コレットチャックは二つとも2.35ミリのみとなっているが3.2ミリのものまでならば取り付けることができる。
チャックについてはとても安く売っているので持っといてもよいかもしれない。

先端パーツは100均に売っているものを取り付けることもできた。

自分は指輪を磨くためにリューターを購入したので、仕上げ研磨剤も揃えたがこれは素晴らしい、ピッカピカになった。

ためしにダイソーで買った鉄工用ドリル刃で角材に穴をあけてみる。

低速4000回転では3ミリから5ミリくらい穴をあけたところで停止してしまった。
中速9000回転では10ミリくらい穴をあけたところで停止。
高速14000回転では30ミリほど穴を開けることができた。
穴をあける際には低速では力不測だが高速にしてやればそこそこいける。

数回角材で試してみたがドリルが歪んだためか尖端の角が削れたためかバッテリー量の問題か分からないが最後まで穴を開けるのが少しやりにくくなってしまった。
磨くにはじゅうぶんだが固いものに穴を開ける場合にはやや力不足に感じる。

ちなみにダイソーの鉄工用ドリル刃のサイズは「1.5ミリ」「2.0ミリ」「2.5ミリ」「2.8ミリ」「3.0ミリ」だが、購入したリューターHR-STの純正チャックには「2.0ミリ」までしか取り付けられなかった。別の店で売っているコレットチャックを購入することにした。

HR-STやHR-DXでも不満を感じるようであれば多少値段は上がるがプロクソンのミニルーターセットがお勧めされている。

創作