トルキスタンスキンクヤモリとロボロフスキースキンクヤモリ

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半年ほど前にホームセンターでトルキスタンスキンクヤモリと書かれていたヤモリを見つけた。店に置いてあるときから左目の上が怪我して皮が変な形になっていたが見ていてとても欲しくなったので購入。ウキウキしながら家に帰り、生態系などを調べるためにネットで検索してみたところ、購入したトルキスタンスキンクヤモリそっくりのヤモリがロボロフスキースキンクヤモリとして紹介されていた。

いくつかの販売店などでもロボロフスキースキンクヤモリと呼ばれているものがトルキスタンスキンクヤモリとして販売されている。同じ種類なのか?と思い、わりと名の知られているショップに問い合わせたところ「トルキスタンとロボロフスキーは見比べたら全然違うのがわかるよ」と言われた。やはり違う種類なのかと思い、さらにWikipediaを見るとロボロフスキースキンクヤモリはトルキスタンスキンクヤモリの亜種、シノニム(シノニム(synonym)とは、同意語、別名のこと)とする説もあるらしく、頭が混乱した。見比べたら全然違うのに同一の種類とは。

トルキスタンスキンクヤモリとロボロフスキースキンクヤモリの違いとは何だろうか。「ペット情報総合サイト PETPET」を引用して見比べてみる。

ロボロフスキースキンクヤモリ

ロボロフスキースキンクヤモリ
【学 名】Teratoscincus roborowskii
【分 布】中国西部から中央アジア
■説明
ほとんど降雨のない、乾燥した環境に生活している地上生のヤモリ。体長15cmになり、全体的にずんぐりとした体形をしている。鱗状の皮膚は見かけによらずもろく、強くつかむと剥けて捕食者から逃れる習性をもって術いる。日本には1998年にはじめてペットとして輸入された。砂を敷いて床材を掘れる環境を用意して、コオロギなどを与える。
http://lpet.petpet.co.jp/pet/zukan/reptile/359.jpg

ロボロフスキースキンクヤモリ


 

トルキスタンスキンクヤモリ

トルキスタンスキンクヤモリ
【学 名】Teratoscincus scincus
【分 布】中国西部からアラビア半島
■説明
大きな頭部と丸い目が特徴的な種類。大型になり全長17cmになる。主に砂漠地帯から岩などが露出する荒れた環境に、数十cmの深い穴を掘って暑い日中をそこでしのぐ。全身を大きな鱗で覆われており、特に威嚇する際は、尾を水平に振って「ジジジッ」と摩擦音を発する。ひと腹2卵を産み、75から95日ほどでフ化する。
http://lpet.petpet.co.jp/pet/zukan/reptile/356.jpg

トルキスタンスキンクヤモリ

 

やはり柄や色などの見た目も体長も分布も特徴は微妙に違う。上にも埋め込み動画を載せであるが、見てみたら模様がけっこう違かったりして簡単に見分けることができる。これを両方とも一緒の名前で呼ぶのはおかしいと感じるわけだが。

爬虫類・両生類